フランチャイズの不動産屋さん|不動産会社のタイプ

フランチャイズの不動産屋さん

飲食店などでよく聞くフランチャイズ。
実は、不動産業界でもフランチャイズシステムは存在するのです。

フランチャイズとは、本部と加盟店で成り立つものであり、両者にメリットが生まれて成立しています。
本部は、加盟店に販売ノウハウの提供や看板の使用許可、本部経営アドバイザーによる経営指導、運営マニュアルの提供などを行います。
加盟店は、本部にフランチャイズの規約に定められた方式に基づき、粗利益の数%を本部へと支払います。
この支払いはフランチャイズによって異なり、粗利益に関係なく定額を支払うという契約の場合もあります。

こういったフランチャイズの不動産会社の場合、大家さんと直接やり取りを行っている物件はほとんどありません。
そのため、情報の伝達が遅いのです。
大家さんや周辺環境について問い合わせを行った場合でも、情報を受け取れるのが遅くなったり、聞き流されてしまう場合もあります。

こういったフランチャイズ不動産会社は増えてきていますが、情報の伝達スピードなどを重視する場合にはあまりおすすめできません。
ただ、価格などが安くなっている場合などがありますので、価格などを重視する場合にはフランチャイズ不動産会社を利用するのも良いかもしれません。

フランチャイズに加盟している不動産会社も、それぞれシステムや条件などに違いがあります。
利用する場合には、その不動産会社の特徴やシステムなどをよく調べてみてから利用するようにしてください。